書体について
個人印鑑書体見本
行書体
楷書を崩した書体です。柔らかく、優しい感じがするため、女性の銀行印、認印に好まれています。
古印体
印章彫刻用に生まれた日本独自の書体です。七、八世紀頃に作られ、大和古印の伝統を受け継いだ古雅な味わいがあります。
読みやすく、ビジネス印や認印に向いています。
てん書体
書体の歴史の中でも最古の書体です。紙幣の印にも使用されています。印鑑を彫る際にバランスが取りやすいように作られたもので、均整の取れた美しい書体です。すべての印鑑に適しています。
印相体
別名「吉相体」とも呼ばれています。一見、文字が読みにくいため、逆に風格があり、実印や銀行印に向いています。
楷書体
普段、印刷物などでも馴染みのある書体です。非常に読みやすく、分かりやすいためすっきりした印象です。
隷書体
戦国時代頃から日常に通用されていた筆記体が、秦代になって業務効率を上げるために公文書でも用いられるようになったものが、隷書だと考えられています。
個人印鑑の書体
個人印(実印・銀行印・認め印)の書体は行書体、印相体、古印体、てん書体、隷書体、楷書体の6書体からお選び頂けます。
文字の配置はついてはフルネーム彫刻、姓又は名のヨコ彫(左右どちらからでもOK)、タテ彫が可能となっています。
文字の配置について
フルネーム : 実印に多く使われます。
タテ彫 : 最もポピュラーな文字の配置タイプです。
ヨコ彫 : 女性の名前のみ実印や銀行印によく使われます。上記サンプルの2段目はヨコ彫右から左の配置になります。
右から左(押印時)が一般的です。
書体選びの割合
てん書体30% / 印相体30% / 古印体10% / 行書体10%/ 楷書体10% / 隷書体10%